人生を変えてくれる(かもしれない)本を読んだので紹介する
どーも、こんにちは。
ご無沙汰しておりました、ブロンズです。
前回の更新からはや4ヶ月。
気づけば4年生となり、進路について不安を感じる日々を送っておりました。
目下の悩みはインターン先をどうするのかと、プロコンのアイディアが出ないことです。
その息抜きにと思って読んだ本が予想を越えて素晴らしい内容だったので、こうして4ヶ月ぶりのブログ更新をもって記しておこうと思います。(実はそう思ったのも本の内容が多分に影響しています。)
さて、もったいぶる理由もないので、さっさと紹介しちゃいます。
その本というのは、
「 「手紙屋」 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 」
著者 喜多川 泰さん
です。
まず、これを読もうと思った経緯から説明すると、この手紙屋という本にはもう一つ、「蛍雪篇」という受験勉強をテーマにした話があるんですね。
そちらもこの原作に負けず劣らず素晴らしい内容で、自分は過去にそれを読んでいたんです。そして、最近のインターンなどを始めとする就職活動に対する不安に、この本が一つの解消のきっかけにならないかと考えて読み始めてみたんです。
最近は読書らしい読書をしてなかったので、なかなか以前のようにのめり込む事はできなかったのですが、読んでいくうちにどんどん引き込まれていくのが分かりました。
なかでも特に興味深く、「なるほどな」と頷けたのは、
・「相手にこうなってほしいと思う「称号」を与えることによって、その人はそうなることができる」
・「自分に向いていることを探さない」
・「今、目の前にあるものに全力を注いで生きる」
・「止まっている人は止まり続けようとする。動いてる人は動き続けようとする」
・「失敗した人は才能を理由にあげる。成功した人は情熱を理由にあげる」
の5つでしょうか。他にもたくさんあるというか、抜粋するまでもなく本すべてが説得力に溢れているのですが、特にこの5つが自分が読んでいて強く考えさせられた所です。
一つ目の、「相手にこうなってほしいと思う「称号」を与えることによって、その人はそうなることができる」というのは、自分でも薄々感じていたことをはっきりと認識した形です。自分に限らず、誰でもこんな経験談があると思うのです。誰かに、「誰々(自分の名前)にはこうなってほしい(こうなってくれるのを期待している)」と言われるだけで、心のどこかにそうあろうとする気持ちが芽生える経験が。
言葉の力って恐ろしいと思います。これを認識して改めて考えると、自分の周りの人間関係は、全て自分が決定してるとも言えるんです。いまあなたが思い浮かべる人の自分に対する態度は、自分が相手を「こうあるだろう」と決めたからなのかもしれません。自分が相手に与える評価次第で、自分の周りの人間関係は良くも悪くもなる。実体験が幾つもある自分は、100%ではないにしろ、そういう部分も少なからずあるだろう。とかなり納得させられました。
2つ目の「自分に向いていることを探さない」と3つ目の「今、目の前にあるものに全力を注いで生きる」は、今の自分の抱いている不安を取り払う大きな力になってくれました。
自分が抱えてる不安は、
「プログラミングが得意でも好きでもないから、インターン先でうまくやっていけるか不安だし、このまま高専からプログラマー関連の職種に就職でいいのか・・・・・・・・・・・・」
ということでしたが、この本はその悩みを大胆にぶった斬ってくれました。
結論から言うと、自分に向いていることなんて実際にそれをやってみないと分からない。だから、それが自分に向いているかどうかを考えるよりも、それを行っている会社の活動が自分がワクワクするようなものかどうか。一緒に目指していきたいと思える目標を持った会社であるかを大事にした方がいい。
そして、それが見つかったとしても、そこへ行くため、それを実現するために今目の前にある何かを取捨選択するのではなく、目の前にあることに常に全力を注いで初めてそれは叶う。とのことでした。
どちらも非常に刺さりました。特に後半は、見に覚えがあり過ぎたうえにここでそれを自覚しました。自分は大会の時などに特にそれが顕著で、作品を完成させるために授業中に作業をすることが今まで多々ありましたが、それはとんでもない間違いだった。何かを実現するために今目の前にあることを犠牲にしたら、仮にそれが実現できたとしてもその後にはね返ってくる。それどころか、本当はそれこそが実現しようとしたものに必要なものかもしれない。
将来への不安がなくなり、輝かしい未来を掴む為に今を精一杯頑張ろうと思えました。自分がこうやって書いてても半信半疑にしか受け止められないと思いますが、実際に読んでみてください。この本にはそう信じさせてくれる力があると思います。
最後に、「止まっている人は止まり続けようとする。動いてる人は動き続けようとする」、「失敗した人は才能を理由にあげる。成功した人は情熱を理由にあげる」
今自分がこうしてブログに本の感想を書いている一つの理由でもあります。
どんなに本を読んで感動しても、色んな人と出会って話をしても、大会に出て経験を積んでも、時間が経つとそれには埃が積もり、気持ちは消えていってしまいます。
そうしないためには、常に動き続けること。行動し続けることが大切だと。
今の自分に当てはめてみれば、本を読んで感動したその気持ちをこうして自分の意見としてまとめ、その気持ちが薄れないうちに新たに何かしらの行動を起こす。
そうして情熱をもって行動し続けた人が、成功することができる。
ぐうの音もでません。正にその通りです。
教授にもなっさまにも、いえ、色んな人に同じことを言われていますね。
今年のプロコン、自分達が勝ち抜くために一番大事なのはこれじゃないでしょうか。
もうけつを叩いてくれる教授はいないし、カバーしてくれる先輩もいない、どころかいつの間にか自分がその立場になってるし。
何かを言い訳にせず、目の前のことに向かって自分達で行動し続けてやっとスタートラインに立てるんじゃなかろうか。これまではそれすらできてなかったんだから。
じゃあまず一番目の前のこと。今読んだこの本の感想をブログで書こう。
となって今こうしてブログを書き、長々と感想を書いて本の紹介を終えましたwww
ここまで読んできてうんざりしたことと思いますが、ここで書いたことなんて自分が思うに精々実際の内容のほんの半分程度です。
だから、みなさん是非読んでみてください。なんならこれじゃなく「蛍雪篇」の方でもいいです。そちらもこちらに負けず劣らずの内容であることはばっちり保障しますので。
自分はさらなる行動として、これをまずコーヤに読ませてやります。最近色々と話をすることが多いけど、きっと力になってくれるはず。
待ってろコーヤ
P.S 艦これアーケード4月26日よりラウンドワン沖縄・宜野湾店で稼動開始!
め で た い !!!!