もういい……!もう……休めっ……!休めっ……!
この記事はICT Advent Calender 2017 14日目の記事です。
はいこんばんは、みなめうに引き続き老害3人目となるブロンズです。
今年はちゃんと忘れず日付も間違えませんでした。(やったぜ)
ほぼ丸々一年ぶりの更新なので、ブログの書き方も忘れ思い出しながら今書いています。
さて、今回の記事ですが、タイトルの通り「休む」ということについて話そうと思います。
若干ネガい部分もありますので、その辺はご容赦ください。
・なぜこの記事を書こうと思ったのか
ICT委員会は、沖縄高専の部活動の中でも1・2を争う忙しさの部活だと自分は思っています。
勿論、プロコンやPCKといった大会に出ない場合は話は違いますが、出る場合となると張り合えるのは恐らくロボコンぐらいでしょうし、ビジコンなども視野にいれるなら完全にトップではないでしょうか。
この2年間を例にするなら、大体チームが発表された春合宿(3月)辺りから活動を開始し、大会本番(プロコンなら10月、PCKなら11月)までそれは続きます。単純計算でも一年の約四分の三の期間に渡り活動し続けているわけです。
そんな環境にさらに複数の要因が加わると、段々と精神が摩耗して病んでいく場合があります。
端から見ると、あいつちょっとやばくね?とすぐ分かったりするのですが、当の本人だけが気づいていない場合も割りと多かったりします。
ですので体験談も交えながらその状況を説明し、そんな状態になった時にどうすればいいかを、一個人の意見として話しておこうと思いこの内容にしました これ以外にいいネタが思いつかなかったのもある
・要因1「真面目な性格」
大会に出た場合のICTの活動期間は、最短でも約8ヶ月。
その間ずっと大会のことだけをやり続けてなお平気な人を、少なくとも自分は知りません。(敢えて言うなら教授がそうかもってぐらい)
合間合間で適度に息抜きをしながら活動することがベストなのですが、前述の「真面目な性格」をしてる人はこれが苦手なことがあります。
息抜きをしていても、
「(大会の進捗出さなきゃいけないのにこうして休んでていいのだろうか……)」
「(こうしてる間に働いておけばもっと楽になったのでは………)」
と考え、結果的に息抜きができていなかったり、自分を追い詰めたりしてるケースです。
人によってはパッと切り替えて、「遊ぶ時は大会のことは何も考えない!」みたいにできるのですが、それが中々できない人の場合、開発期間が進めば進むほどしんどくなっていきます。
・要因2「自分が実力不足という認識」
これは実際に備わっている能力がどうというよりも、本人が自分のことをそう認識している場合です。
他の人と比べて自分は全然できない、力が足りない。という認識があると、自分が取り組んでいる作業を楽しむということができなくなります。
足りない分を埋めるために、何とかして、がむしゃらに、ひたすら目の前のことをこなしていく。
そのこと自体は決して悪いことではないのですが、それをずっと続けていると段々と追い詰められてしまいます。
「やりたいこと」をやるのは楽しく、精神的負担も少なく済みますが、「やるべきこと」をやるのは苦しく精神的負担も大きいです。
両者が同じというのが一番いいのですが、「自分にはできない。でもやらないといけない」という状況は、しばしば前者を忘れさせ、作業への楽しみが感じられずただただ苦しいという心境を生み出します。
・要因3「伴わない結果」
以上の状況を乗り越えながらも(実際には確実にダメージは蓄積している)、大会にて作品を発表し、デモなどを行った後には、作品の受賞の有無が決まります。
賞が取れた場合はいいです。喜びましょう。ただただ喜びましょう。
その賞はあなたとあなたのチームメンバーの頑張りに与えられたもの(実際には教授や先輩方の助けも勿論あるでしょうが………)。
あなた達の頑張りが認められたことを、存分に喜び、それを分かち合って自分達を褒めてあげてください。
問題は賞が取れなかった場合です。
自分たちの頑張りは何だったのか。どこが悪かったのか。自分がチームの足を引っ張ってしまったのではないか。この半年間は全て無駄だったのではないか。
そんな考えがじわじわと浮かんできます(体験談です)。
もちろん、自分たちが頑張った事実は変わらないし、半年間が全て無駄だったなんてこともありません。
それでも、心からそう受け入れることは、頑張れば頑張ったほど、難しいと思います。
・それを続けていった結果
こっから先は完全に自分の話になりますが、ぷつんと切れます。
自分の場合は4年のプロコンが終わった後辺りからずっと燃え尽き症候群のような感じで、2年から4年までの間で引っ張り出していた熱意の分がすっかりなくなって反動で冷めきってしまっています。
幸いICTでの3年間の活動のおかげでやるべきことは惰性でやり続けられていますが、モチベーション的なものは変わらず0に近いまんまで、言うなれば抜け殻みたいな状態です。
ICTでの活動だけでなく、家庭のことなどの個人の問題も関係してるのでこれだけが原因というわけでもないですが、
「3年間力が足りないなりに頑張ってやってきて」
「最初の大会以外は結局賞を得ることができなかった」
のは、自分の中で大きく響いています。
他の人が上の3つやそれ以外の要因を重ねていったらどうなるのかは分かりませんが、多かれ少なかれ碌な事にはならないと思います。
・どうすべきなのか
休みましょう。
半年でも1年でもいいから休んで、自分の好きなことをしましょう。
食事でも買い物でも読書でもゲームでも友達とのおしゃべりでもひたすら寝るでもなんでもいいから、したいことをしましょう。
そうして少し日々を自由に過ごしていれば、自分のやりたいこと、興味の湧くことが1つずつ見えてくると思います。
それに取り組む元気が出てきてるのであれば手を出してみる。まだその元気がないのであればもう少し休む。
高専にいれば日々を過ごしているだけでも課題やらテストやらがあるので、それらを適度にこなしつつ、自分を労って次チャレンジするためのエネルギーを溜めるのです。
自分を本当の意味で大事にできるのは自分しかいないので、周りと比べてどうとかではなく、自分が本当につらいと思っている。もう耐えられないというのであれば、逃げることを真剣に考えましょう。
できればその時に周りに相談できるとなおいいです。教授やICTの先輩方なら、きちんと話を聞いていい解決策をいっしょに考えてくれる(と自分は信じている)でしょう。
・まとめ
つらくなったら休む!!
どうしようもないと思ったら逃げる!!
その時はできれば周りに相談する!!
以上!!!!
かなり自分の主観が入っていて参考になるのかどうかよく分からない記事ですが、こんな風に苦しんでいる誰かの助けになれば幸いです。
明日はマテ茶の記事です。
年々罪深さが増している彼がどんな知見に溢れる記事を書いてくれるのか。
とても楽しみですね。
新年を迎えた今の心境
あけましておめでとうございます、ブロンズです。
新年という節目を迎えたので、ブログでも書いてみるかと思いました。
特に書く内容とか考えてたわけじゃないので中身はグダグダです。
・去年
1月~3月の記憶はないです。
4月~9月はプロコン出ましたね~
10~12月は遊んでましたね~FGO最終章楽しかったな~バルバトスまた出てくれないかな~
・今年
1月~3月
ぼちぼち就活始めます。とりあえず1月下旬と2月上旬に逆求人行くことからですかね~。あとはプロコンに老害組として出るとしたら動いていかなきゃですね~
あとは春休みで免許を取れるなら取りたいけど難しいんだろうな~主に金の都合とか日程の都合とかで
4月~
5年生ですね~ここまでに進路決めれるようにしたいな~
来年度も寮生が決定してしまったのでこっからも寮なんですよね~悲しい
まじでいい加減自由なネット回線を得たかった………
卒研とか今まさに先輩方が苦しんでるから最初からちゃんと進めていきたいけど果たして上手くいくかね………
プロコンはまずは予選突破して、その後はデスマしないように
・総括
去年は自分を殺しすぎてプロコン期間が正直灰色だったので(楽しかったけどそれ以上に苦しかったのも確か)、自分の中の優先順位を大事にしていこうかなと思います。
趣味を大事にしつつ(主に読書とゲーム)、ICTとかの活動も自分なりに頑張っていければって感じです。
とりあえず締めるべき所以外はこの記事の文体みたいにゆるふわ~に一年を生きるつもりですので、みなさまよろしくお願いします。
ホワイトハッカーズという最高に最高で最高な集団
※この記事はICTアドベントカレンダー2016の15日目に投稿されるはずだった記事です
はいこんにちはブロンズです。
本来昨日が担当していた日だったのですが、書く日を1日ズレて覚えてしまっていたため大遅刻となってしまいました。
以下実際の心境
「さーて今日アドベントカレンダーだな~」
「何書こうかな~とりあえずみんなの記事読むか~」
「!?!?!?自分の担当昨日やんけ!!!!!」
アホですね、皆さんこんなことがないように予定の管理はしっかりとやるようにしましょう()
さて、本来はICTに対する深遠で難解な考察()でも書こうかなと思ってたのですが、そもそも考察を当日する予定だったので、既に遅刻していて書く考察も何もない今回は諦めざるを得ません。
何を書こうか迷っていたのですが、自分の前の担当であるみなめうの記事を見て決めました。
というわけで、タイトル通り「ホワイトハッカーズという最高に最高で最高な集団」について今回は書いていくことにします。
メンバー紹介
まずはイカれたメンバーを紹介するぜ!
象徴的リーダー、ホワイト!!
いつでも笑顔、レインボー!!
不動の学科一位、イエロー!!
実質的リーダー、ブロンズ!!
以上だ!!
………一ミリも伝わりませんね、もう少し真面目に紹介しましょう。
・ホワイト
チーム名にもなっているようにホワイトハッカーズの象徴的リーダー。
その言動の面白さでチームのムードメーカーを一手に引き受けている。
リアクションという言葉を体現していて、喋っている間常に身体のどこかが激しく動いている。常人が1つリアクションする間にホワイトは10のリアクションをする。
感情の振れ幅はジェットコースターで、変わる速度は新幹線。ハイテンションになったかと思った次の瞬間には落ち込み、またハイテンションになり、見てるこちらを飽きさせない。
チーム内では大抵新しく挑戦する技術を任され、それをブツクサ言いながらも毎回やってくれる。
困ったらとりあえずホワイトに投げるとうまくやってくれるというのはホワイトハッカーズの中では周知の事実になっている。
・レインボー
ホワイトハッカーズの開発の要。
常に笑顔でむしろ笑顔以外の表情を殆ど見ることがないある意味怖い人物。
マイペースを極めていて、どんなに進捗がやばくても焦ることはなく、その笑顔が消えることはない。
チーム内ではメインの開発を担当していて、Androidアプリ開発では教授からお墨付きを貰うほどのプロ。
開発は良い意味でマイペースで、こつこつと進捗を出し続けてくれる信頼と実績がある。
動けばいいやの精神でコードを書くホワイトとは対照的に堅実なコードを書き、ハッカーズの開発を支える屋台骨のような存在。
・イエロー
ホワイトハッカーズ1番の常識人
不動の学科1位を誇り、2位とは常に大差をつけて毎年10万円もらっている。
PCKでは人数制限のため参加できず、「来れなかったイエロー」として毎度遺影のように紹介されていた。
個性的な面子で構成されているハッカーズの中で一番まともな感性を持っているので、ホワイトなどによく振り回されている。
チーム内ではホワイト・レインボーと同じく開発を担当している。
前述の通りPCKに参加できなかったというブランクをものともせず、持ち前の地頭の良さと真面目な性格で与えられた仕事をきっちりと果たしてくれる。
・ブロンズ
ハッカーズの実質的リーダーを不本意ながら務めている。
元々はただの追加メンバーだったのだが、実質的リーダーのホワイトを含めて全員が生粋の開発者タイプのハッカーズで、いつの間にかリーダーやマネージャーなどを全て担当する実質的リーダーになっていた。
基本的にマイペースなメンバーの舵取りやケツたたきでいつも四苦八苦している。
チーム内ではプレゼンと開発の補助、リーダー業務やマネジメント業務その他雑務全般を担当している。
プレゼン業務は一人で間に合ったことがなく、毎度締め切り間際にメンバーを総動員してなんとか間に合わせるという情けない事態が多い。
ホワイトハッカーズの良い所
ハッカーズは同級生の元々仲がいい面子で組んだチームで、メンバーが大人しい(ホワイトを除く)気性なのもあり、とても仲のいいチームです。
喧嘩をしたことも険悪な雰囲気になったこともないですし、メンバー同士でずっとやってきてるので、お互いに対する理解度も深いです。
誰かが大変なときにメンバー間ですぐに助け合えますし、お互いの能力も大体把握してるのでタスクなども有機的に分け合えます。
大会期間中はしんどい場面もやめたくなる場面もありますが、それでもホワイトを中心として馬鹿騒ぎしながらする開発は、とてもとても楽しいものです。
ホワイトハッカーズの悪いところ
ホワイトハッカーズの自分以外の面子は連絡が取れないことで知られています。
LINEは見ない、Slackは見ない、電話は取らない。
時と場合によりますが、彼らには基本直接会う以外のありとあらゆる連絡手段は通用しません。
LINE読んで!!Slack見て!電話取って!
実質的なリーダーになった後、自分は常に彼らに訴え続けました。
結果は、自分が今もこの件について嘆き悲しみ続けているとだけ言っておきましょう。私は悲しい・・・・・・。
ホワイトハッカーズという最高に最高で最高な集団
このように個性的なメンバーが集まり、良い所も悪いところもあるホワイトハッカーズで、自分は2年生から4年生までの3年間活動してきました。
2年生からICTに入り、技術も何もなかった自分が活動し続けられたのは、間違いなくホワイトハッカーズのおかげです。
去年・一昨年のPCKも、今年のプロコンも、彼らと一緒だったおかげでとても楽しかったです。
賞が取れたのは一昨年のPCKだけなのが唯一心残りなのですが、あまり結果に拘らないハッカーズなのでしょうがないかな、と最近は若干開き直り気味です。
教授にはここがハッカーズの最大の欠点と言われたのですが、そんなやつらばっかりが集まってしまったのでしょうがないと思いますw
欠点だらけのハッカーズですが、メンバー同士の団結力とチームとして集まったときの開発力の高さは、ICTのどのチームにも負けないものだと個人的に思っています。
そして何より、どんなに苦しい状況でもホワイトをからかい、レインボーと笑い、イエローと苦笑し、常にみんなで楽しくはしゃぎながら活動していくホワイトハッカーズは最高に最高で最高な集団です。
ホワイトハッカーズはICT内でほぼ完全に独立していて、その上自分以外はあまり他の部員と関わりを持たないので、あまり詳しく知らない人も多いのかなと思います。
それが少し寂しくもありましたし、来年はもうハッカーズとして活動するかどうかも分からないので、みなめうがまぐろチームの宣伝をするんだったら、自分だってハッカーズがこんなに素晴らしいチームなんだということを言いたくなってこの記事を書きました。
老害感溢れる上に誰も得しない感じの記事ですが、まあ元々自分が満足するためだけに書いたのでこんなもんでしょう。
これを読んだ人に少しでもホワイトハッカーズの魅力が伝わればいいなと思います。
明日(今日)はきしもんです。
企業賞2つ獲得と大活躍した彼はどんな素晴らしい記事を書いてくれるのか、期待してましょう。
12/17きしもんの記事追記
高専プロコン2016に参加してきた~開発期間編~
_人人人人人人人人人人_
> 5ヶ月ぶりの更新‼ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
どーもこんにちは、ブロンズです。
去年もこんなのやった気がしますね。
あの時は確か3ヶ月だったので2ヶ月程延びましたね(どうでもいい)
タイトルの通り、高専プロコン2016に参加してきました。
大会自体はもう約一ヶ月前なのですが、1週間後ぐらいに書いていたブログがちょっとした事故で半分ぐらい書いてたの全部消し飛んでやる気が消失してしまったので、こんな遅い更新になってしまいました。
とりあえずいつも通り大会までの総括と反省をしていこうと思うのですが、毎回毎回大会関連のブログを書くと恐ろしい長さになってしまうので、今回は
1.開発期間編
2.大会本番編
3.感想と反省編
の3つに分けて書いていこうと思います。
今回は開発期間編です。企画書提出が終わった6月からちゃっちゃと進めていきましょー。
・6月
企画書をデスマで何とか仕上げ、さあ開発始めるぞ!!
………とは、もちろん行きませんでした(もちろんっていう形容詞がついてしまうの、悲しみしかない)。
企画書作成のブログであれだけ書いてたのにも関わらず、自分も含めてダラケました。
ちょこちょこ集まって活動しようとはしたものの、結局6月でできたのは精々開発で各自がどこをやるかの役割分担ぐらいで、開発はそもそも始まりすらしない体たらくでした。
・7月
6月は殆ど動けなかったし、7月こそ動き始めて開発もガンガン進めるからな見てろよ見てろよ~
環境構築つらいつらい言ってた時期ですかね、結局7月も開発始めきれてないです。
今回自分たちが作る作品はOculus Riftをメインとしたものだったんですが、こいつとUnityの環境構築が「互換性?何それ美味しいの~?」とでも言わんばかりの仕様で、前のバージョンとの互換性は皆無だわ、PCが変わると途端に動かなくなるわ、新しいバージョンだと動かないのに幾つか前の古いバージョンだと何故か動くわでブチ切れそうになりましたね(あとUnity公式を含めた関連サイトへの接続を軒並み弾いた学内回線は絶対に許さない)。
こんな感じで自分とレインボーは7月前半はずっとUnityとOculusの環境構築でウンウン言ってて、結局7月の終わり際に去年同じようなことをしていたマテ茶に助けを求めて乗り切りました。最初からマテ茶に聞いとけばよかったんや………。
ホワイトとイエローはそれぞれ音量取得と画像解析に関連する部分を担当していたので、こっちでもその為の環境構築をしていました。こっちも中々難航していたので、途中でマテ茶のように去年同じことをしていたカルピス先輩に助けを求めて手伝ってもらったらすぐに終わりました。最初からカルピス先輩に聞いとけばよかったんや………。
環境構築を何とか7月後半辺りに終え、さあ開発やるぞ!と行きたかったのですが、8月の期末試験がすぐそこまで迫ってきていたため、7月の活動はここで一旦打ち切りとなりました。
・8月
期末試験を無事(一部そうでも無かった模様)終え、ようやく開発が本格的に始まりました。テストが終わった後すぐに夏休みに突入したので集まって開発は難しいかと思っていましたが、教授に相談したらそのためのお金までもらえて相当びっくりしました。やはり金は正義。
そんな感じで夏休みの最初の一週間辺りは、ホワイトの家や作業用のカフェのような所でみんなで集まって作業していたのですが、その後自分とホワイト、そしてレインボーは一時作業がほぼ止まりました。インターンシップです。
自分とホワイトは8月の中旬から下旬にかけて1週間半。レインボーは8月下旬に1週間。さらにイエローは9月上旬から中旬にかけて2週間。自分は何とか作業しようとしましたが、結果だけ見ればできたのは幾つかの細かい作業とメンバーへの指示出しぐらいで、開発は殆ど進められませんでした。
それでも、インターンに行く前にレインボーと自分でThetaの映像をOculusでトラッキングを有効にした状態で見れるように。イエローとホワイトは画像認識と音量取得のプロトタイプをそれぞれ作ってくれました。
自分とホワイトがインターンに行った後、レインボーが自身のインターンに行く前に視点の切り替えもやってくれて、自分がインターン中に何とかストリーミングへの対応の初期の部分を終わらせたところ辺りで、インターンとほぼ同時に8月が終わりました。全体の進捗としては、30~40%程でしょう。
ちなみにこの辺りから自分は開発から離れていきます。ストリーミング初期の部分を終わらせた後はシステム調書・公式パンフレット原稿などを書いていて、そのままプレゼン作業へと移ります。
・9月
自分・ホワイト・レインボーと入れ替わりにイエローがインターンシップに行ってしまったので、イエローが帰ってくるまで3人で集まって開発をしていました。自分はホワイトの家に転がり込み、学校に用事がある時は学校へ。そうでも無い時はホワイトかレインボーの部屋で作業をする日々でした。
プロコンまで残り1ヶ月を切ろうとしていたので、去年・一昨年の反省を活かして自分は残りの開発をホワイト達に任せ、プレゼン作成作業に入りました。そして大コケしました。例年と違ってプレゼンのシナリオを書くのすら遅くなり、シナリオが完成しても例年のごとくスライドを埋める速さは牛歩の如くといった有様です。
一方ホワイトとレインボーの二人は、システムのメインとなる部分を進めていました。そこができないとホワイトとイエローの作った音量取得・画像識別のプロトタイプが結合できないからです。ここは自分のプレゼン部分と違って比較的順調で、ここまで色々とぶち当たった分作業が詰まることはあまりなく、日が進む毎に一つ一つ完成していきました。反省としては、途中でUnityの仕様上どうしても仕方ないバグが発覚し、根本的な仕様を一つ変えることになったぐらいです。
中旬からは合宿が始まり、イエローも合流しました。注文したデバイスを教授に盛大にdisられ結局Wiiリモコンに変更したり、買うものはないと言った次の日に買い物に行きたいと言ったり、ここらへんは先々の見通しが甘くかなり教授に怒られました。自分がプレゼンの進捗の悪さにメンタルをやられてきてて全体を見る余裕がなくなったのが主な原因です、誠に申し訳ないです。
プレゼンの進捗の悪さは相変わらずでしたが、合宿が終わり学校が始まってしばらくした辺りにはシステムの完成の目処が立ち始めていました(これでシステムも完成しそうになかったらホントに死んでましたが)。この時期自分はマニュアルを書いたり、デモで使うための映像撮影の為の準備をしていたり、プレゼンも何とか進めようとしていましたが、結局1/3程の進捗のまま、とうとう9月が終わりました。
・10月
大会まで1週間を切りましたが、この時点での進捗はシステムが一旦完成(?)に近いレベルまで行ってるぐらいで、プレゼン・ポスター・パンフレットは全く出来てませんでした。1週間で自分一人でプレゼン・ポスター・パンフレットを作るなんてもちろん不可能です。
結果として、ポスター・パンフレットをホワイト達3人にまるまる投げました。開発の部分にもまだまだ作業は残っていましたが、それらはポスターとパンフレットを終えた後、現地に飛んだあとも含めて当日までに何とかすることにして、ホワイトとレインボーにポスターを一枚ずつ。イエローにパンフレットをお願いして、自分は3人に指示を出しながらプレゼンを進めていきました。
死ぬかと思いましたし、デスマ+修羅場で体力もメンタルもほぼ気力だけで持たしたようなもんでしたが、何とかかんとかポスターとパンフレットも完成し、プレゼンも残り半分ぐらいまで進んだ所で、いよいよ三重に飛ぶことになりました。
これまでが6月から10月までの開発期間編です。次は現地に飛んでからの4日間大会本番編に続きます。
余談ですが、今回合宿中と学校が始まった後しばらく、2回台風が来てホワイトとイエローの部屋に転がり込むことになりました。特に二度目の台風は大会本番の週始めに来たので許すべからず。まあそのせいで夏休みなのに実家にいた期間よりホワイトの部屋にいた期間の方が長いという面白いことに。というかインターンでも一緒でしたし夏休みからプロコン終わるまではずっとホワイトと一緒で退屈しなかった。ホワイトとの共同生活は楽しいなぁ。プロコン関係なくハッカーズでお泊まり会したい。
企画書作成よりもアイデア出しがツラかった
どーもこんばんは、ブロンズです。
艦これのイベントは完全勝利S(ALL甲攻略)でしたがテストは戦術的勝利B(赤点回避)ぐらいでした。
やはりテスト前日までイベントやって前日の夜からテスト勉強なんてのはダメですね(当然だろ)
まあそれはさておき、プロコン勢のみなさん予選資料作成お疲れ様でした。
予選締め切りが先週なのに記事書くのが遅いのは、まあテスト(とイベント)がありましたししょうがないということにしといてください。
寮生組は門限ギリギリまで残ってたし、寮外生組はそれ以降も残って作業してたし、教授も結局日付が変わるまで起きて添削や提出作業をしてくれたし。
自分は今回がプロコン初参加なのですが、予選の時点で若干デスマが始まってるってプロコン怖すぎないですか(完全に自分たちのせい)
なんにせよ、とりあえず自由2・課題2・競技1の全5チームとも無事に企画書提出はできたので、あとは約3週間後。今月末の予選審査結果次第ですね。
もちろん、結果が出るまでは活動しないというわけではないです。テストも一般は終わってあとは専門が幾つかあるだけですし、週明けには動き始めます。
しかし、その前に恒例の反省タイムと行きましょう。戒めは見える形で残さないと忘れてしまいますからね。
・チーム全体で取り組み始めるのが遅かった
今回苦労した一番の原因は間違いなくこれです。
ハッカーズはギリギリにならないとやらないのが悪いところだと、以前からずっと教授に言われていますが、今回はそれを終始痛感しました。
プロコンに対して各チームがいつから取り組んでいたのか詳しくは知りませんが、少なくとも自由の2チームは春合宿から取り組んでいました。
ハッカーズは春合宿はそもそも自分以外全員寮外生。自分は弓道部の方に参加していたので、ここではまだ取り組み始めていません。
新学期が始まり、さあプロコンに向けてアイデア出しをしようと思った矢先のことです。
自分以外の3人、ホワイトの基本情報とレインボー&イエローの応用情報の試験が近いことを始めて知りました。
ホワイトの基本情報はともかく、レインボーとイエローの応用情報は生半な勉強で受かるものではないと聞いている。さあどうする。
→①アイデア出しは始める。レインボー達には個人で何とか頑張ってもらう
→②試験まで3人は勉強に集中してもらって自分が他のとこに混ざってアイデアを考える。試験が終わったらそこから皆でアイデア出しに集中する。
迷った結果、自分は②の選択肢を選びました。今にして思えばこれが間違いでした。
基本&応用の試験が終わるまでは自分は個人or他のチームに混ざってアイデア出し。
当然あまり良いアイデアは出ず。
試験が終わった週明けからアイデア出しを開始。
この時点で予選締め切りまで一ヶ月と二週間ちょっと。
自分も含めてまだあまり危機感がなく、週に2~3回程度の頻度でアイデア出しをする。
ゴールデンウィーク前の体育祭。
そろそろ自分が焦り始める。
ゴールデンウィーク中に何とかアイデアを出したかったが、メンバーの帰省の都合や個々人の約束などが重なり、ゴールデンウィークはほぼ活動できないことが判明する。
ゴールデンウィーク明け。予選締め切りまで3週間を切る。
自分の中で焦りが加速度的に募っていく。
そろそろホワイト達も焦りだした。
放課後は毎日ICTでアイデア出しをしていたが、芳しい成果は出ず。
予選締め切りまで2週間を切る。
アイデアが出ないストレスで、雑談してる時と寝てる時以外の気分は最悪の一言。
締め切りまで1周間になろうかという頃に、クエウエからのを元にしたアイデアに教授のOKが出る。
このままだと予選落ちも有り得る状況だったので、クエウエに圧倒的感謝し企画書作成へと移行。
以上がハッカーズの企画書作成までの活動の流れです。
振り返ってみると、チームとしてまともに活動し始めたのはゴールデンウィーク明けからという恐ろしい事態。
それ以前はホワイト達が授業課題のMayaをやったり(今すぐやる必要なし)、買い出しに出かけたりとチームとして動けてない日も多く、試験が終わったら皆でアイデア出しに集中するという話は完全にどこかに消えていました。
早く始めていればアイデアも早く出ていたのかと言うとまた話は別ですが、少なくともこんなにギリギリまで追いつめられる可能性を減らせたことは確かです。
試験までは勉強に集中してもらうつもりで活動を遅らせましたが、3人とも試験勉強の合間で遊ぶ余裕があるように(少なくとも自分には)見えました。
そんな余裕があるのなら、最初からアイデア出しを始めておけばよかったと思いましたが後の祭りです。
クエウエがアイデアを出してくれたお陰で辛くも難を逃れることはできましたが、あのままアイデアが出ず予選落ちするのは十分に有り得る未来でした。
今回は何とかなりましたが、本戦で取り組みが遅いのはデスマ、引いては未完成へと繋がります。
ハッカーズは、ほっとくと自分も含めてどこまでもダラけてしまうのは今までの経験で嫌というほど分かっているので、最初に書いたように本戦への活動はすぐに始める。
その後は各自常に何らかのタスクを抱えて、ダラけるような状況を作らないようにしようと思います。
・教授の真似事をしようとした
反省というか、個人的にはこれは間違いではないと思ってるんですが、自分の力量不足が原因で結局上手く行かなかったのでその点の反省を。
ICTで大会のプレゼンターを担当したことのある人なら誰でも受けた経験があるであろう教授のパワポ魔改造。
朝起きたら作っていたパワポのverが1つ上がっていて、中身を見るとあら不思議。パワポの内容が劇的ビフォーアフターされているではありませんか!
作る側からすればもちろん有り難いことこの上ないのですが、そもそも教授が自らパワポの内容を直すのはおかしい。
今年は、教授が自分から介入するのは極力控えるとのことですし、実際今まで自分たちは教授に助けてもらい過ぎてます。
そこで今回の企画書作成では、ホワイト達と一緒に各ページを分担しそれぞれが担当のページを書いた後、自分がそれを添削してブラッシュアップし、その後教授に見せてフィードバックを貰おうという方法を取りました。
結論から言うと、自分のキャパがオーバーしました。
自分の担当するページを書き、それを含めて各自の書き上げたページを添削しブラッシュアップするというのは、予想していましたが、予想していた以上に大変でした。
締め切りが近いので各自毎日1ページのペース。
各自の進捗に合わせてタスクを調整した結果増える自分の作業量。
どう頑張っても追いつかないページの添削。
片付けられなかったタスクが次の日へと持ち越され、そこにまた新たなタスクが出来上がり、積み重なってタスクの山が高くなっていく。
途中まではそれでも何とか頑張ってタスクを消化していましたが、ブラッシュアップしたページも教授に見せた結果直すべきところが出てきて、さらにタスクが増える。
企画書を作りながらシステムの仕様がちょこちょこと変わっていき、またさらにタスクが増える。
なっさまに有り難いアドバイスを頂き、またまたタスクが増える。
結果、自分のブラッシュアップが追いつかず、教授に殆ど見せられないまま締め切り当日を迎えてしまいました。
その日の6時頃に完成してないページも含めて教授に見せて盛大にダメ出しを食らい、寮の門限ギリギリまで残って作業するも終わらず、ホワイト達に細かな修正、レインボーに追いつかなかったページの一部を頼んで一旦帰寮。
寮に戻った後急いで残りのページを突貫工事で作成し、ホワイト達が出してくれたページと統合し、教授に提出してもらいました。
作業が完了したのは、夜の11時過ぎでした。
教授がやってくれていた作業を実際に自分で曲がりなりにもやってみて、教授はこんな大変な作業を、今まであんな短い時間でやってくれていたのかと戦慄しました。
自分は1ページに対してどうしても時間がかかってしまいますし、知識が足りなかったり解釈が間違っていたりして、ブラッシュアップしてもまた直しが必要だったりと、無駄な工程ができてしまいます。
今回取った方法は、教授に頼りきらないという意味では決して間違ってはいないと思っています。
が、今の自分では、これを行うのには時間的に余裕がないと厳しいのも確かです。
とりあえず本戦では、さっさと自分の担当の部分のシステムを完成させてプレゼン資料作成に移るか、ギリギリになる前にホワイト達にタスクを振ってキャパオーバーしそうな分の量を処理してもらうつもりです。
出来る限り前者で行きたいと思っているので、そうするためにもタスクを早め早めに片付けていきたいです。去年や一昨年よりは教授に頼ることは少なくなってるんじゃないかな-と思っているので(それでも度々助け舟を出してもらいましたが………)、それをこのまま維持できるようにしっかりとマネジメントしていきたいと思います。
・まとめ
今回の企画書作成を思い返してみて分かったのですが、どうも自分は、「自分が誰よりも作業すれば問題ない」と考えてる節があるようです。
いや、その考えは自分のキャパに収まる範囲のタスクなら問題ないかもしれんが、それを超えたらそこで終わりだぞ。
ハッカーズの3人がある程度好きにやってても放置するのも、ギリギリまでタスクを抱え込むのも、その考えが根本にあるような気がします。
役回り的にリーダー的な仕事をしている自分が一番働くのは当然だし、それ自体は悪いことではないんだろうけど、他人がやらないのを自分がやるから問題ないと片付けるのは恐らく違うのだと思います。
実際企画書作成をしてる時は、俺以外の3人は結構まだまだキャパに余裕がありそうでしたし、割り振ろうと思えばもっとタスクを振れたのでしょう。
ハッカーズの一番の強みは、今更確認するまでもなくチームワークです。
それなのに、自分が1人で自分や3人それぞれのキャパも考えず過不足にタスクを抱えていたら、ハッカーズの強みは機能しません。
お互いがやばい時に遠慮無く助け合えるのがハッカーズの良いところだと思っているので、本戦ではそこら辺を意識しながらやっていこうかなと思います。
あとはそう、ホワイトがまた遅刻して教授にこってり絞られていたので、自分も含めて遅刻をなくすことも大事ですね。
最初に書いたように週明けの月曜日からチームに入った1年生も含めて活動を始めていくつもりなので、企画書が予選を通過していることを祈ります。
初めてのハッカーズ全員揃っての大会なので、楽しくやりながらいい結果を残せるように頑張っていきます。
P.S タイトルはああなってますが企画書作成も普通にツラかったです
人生を変えてくれる(かもしれない)本を読んだので紹介する
どーも、こんにちは。
ご無沙汰しておりました、ブロンズです。
前回の更新からはや4ヶ月。
気づけば4年生となり、進路について不安を感じる日々を送っておりました。
目下の悩みはインターン先をどうするのかと、プロコンのアイディアが出ないことです。
その息抜きにと思って読んだ本が予想を越えて素晴らしい内容だったので、こうして4ヶ月ぶりのブログ更新をもって記しておこうと思います。(実はそう思ったのも本の内容が多分に影響しています。)
さて、もったいぶる理由もないので、さっさと紹介しちゃいます。
その本というのは、
「 「手紙屋」 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 」
著者 喜多川 泰さん
です。
まず、これを読もうと思った経緯から説明すると、この手紙屋という本にはもう一つ、「蛍雪篇」という受験勉強をテーマにした話があるんですね。
そちらもこの原作に負けず劣らず素晴らしい内容で、自分は過去にそれを読んでいたんです。そして、最近のインターンなどを始めとする就職活動に対する不安に、この本が一つの解消のきっかけにならないかと考えて読み始めてみたんです。
最近は読書らしい読書をしてなかったので、なかなか以前のようにのめり込む事はできなかったのですが、読んでいくうちにどんどん引き込まれていくのが分かりました。
なかでも特に興味深く、「なるほどな」と頷けたのは、
・「相手にこうなってほしいと思う「称号」を与えることによって、その人はそうなることができる」
・「自分に向いていることを探さない」
・「今、目の前にあるものに全力を注いで生きる」
・「止まっている人は止まり続けようとする。動いてる人は動き続けようとする」
・「失敗した人は才能を理由にあげる。成功した人は情熱を理由にあげる」
の5つでしょうか。他にもたくさんあるというか、抜粋するまでもなく本すべてが説得力に溢れているのですが、特にこの5つが自分が読んでいて強く考えさせられた所です。
一つ目の、「相手にこうなってほしいと思う「称号」を与えることによって、その人はそうなることができる」というのは、自分でも薄々感じていたことをはっきりと認識した形です。自分に限らず、誰でもこんな経験談があると思うのです。誰かに、「誰々(自分の名前)にはこうなってほしい(こうなってくれるのを期待している)」と言われるだけで、心のどこかにそうあろうとする気持ちが芽生える経験が。
言葉の力って恐ろしいと思います。これを認識して改めて考えると、自分の周りの人間関係は、全て自分が決定してるとも言えるんです。いまあなたが思い浮かべる人の自分に対する態度は、自分が相手を「こうあるだろう」と決めたからなのかもしれません。自分が相手に与える評価次第で、自分の周りの人間関係は良くも悪くもなる。実体験が幾つもある自分は、100%ではないにしろ、そういう部分も少なからずあるだろう。とかなり納得させられました。
2つ目の「自分に向いていることを探さない」と3つ目の「今、目の前にあるものに全力を注いで生きる」は、今の自分の抱いている不安を取り払う大きな力になってくれました。
自分が抱えてる不安は、
「プログラミングが得意でも好きでもないから、インターン先でうまくやっていけるか不安だし、このまま高専からプログラマー関連の職種に就職でいいのか・・・・・・・・・・・・」
ということでしたが、この本はその悩みを大胆にぶった斬ってくれました。
結論から言うと、自分に向いていることなんて実際にそれをやってみないと分からない。だから、それが自分に向いているかどうかを考えるよりも、それを行っている会社の活動が自分がワクワクするようなものかどうか。一緒に目指していきたいと思える目標を持った会社であるかを大事にした方がいい。
そして、それが見つかったとしても、そこへ行くため、それを実現するために今目の前にある何かを取捨選択するのではなく、目の前にあることに常に全力を注いで初めてそれは叶う。とのことでした。
どちらも非常に刺さりました。特に後半は、見に覚えがあり過ぎたうえにここでそれを自覚しました。自分は大会の時などに特にそれが顕著で、作品を完成させるために授業中に作業をすることが今まで多々ありましたが、それはとんでもない間違いだった。何かを実現するために今目の前にあることを犠牲にしたら、仮にそれが実現できたとしてもその後にはね返ってくる。それどころか、本当はそれこそが実現しようとしたものに必要なものかもしれない。
将来への不安がなくなり、輝かしい未来を掴む為に今を精一杯頑張ろうと思えました。自分がこうやって書いてても半信半疑にしか受け止められないと思いますが、実際に読んでみてください。この本にはそう信じさせてくれる力があると思います。
最後に、「止まっている人は止まり続けようとする。動いてる人は動き続けようとする」、「失敗した人は才能を理由にあげる。成功した人は情熱を理由にあげる」
今自分がこうしてブログに本の感想を書いている一つの理由でもあります。
どんなに本を読んで感動しても、色んな人と出会って話をしても、大会に出て経験を積んでも、時間が経つとそれには埃が積もり、気持ちは消えていってしまいます。
そうしないためには、常に動き続けること。行動し続けることが大切だと。
今の自分に当てはめてみれば、本を読んで感動したその気持ちをこうして自分の意見としてまとめ、その気持ちが薄れないうちに新たに何かしらの行動を起こす。
そうして情熱をもって行動し続けた人が、成功することができる。
ぐうの音もでません。正にその通りです。
教授にもなっさまにも、いえ、色んな人に同じことを言われていますね。
今年のプロコン、自分達が勝ち抜くために一番大事なのはこれじゃないでしょうか。
もうけつを叩いてくれる教授はいないし、カバーしてくれる先輩もいない、どころかいつの間にか自分がその立場になってるし。
何かを言い訳にせず、目の前のことに向かって自分達で行動し続けてやっとスタートラインに立てるんじゃなかろうか。これまではそれすらできてなかったんだから。
じゃあまず一番目の前のこと。今読んだこの本の感想をブログで書こう。
となって今こうしてブログを書き、長々と感想を書いて本の紹介を終えましたwww
ここまで読んできてうんざりしたことと思いますが、ここで書いたことなんて自分が思うに精々実際の内容のほんの半分程度です。
だから、みなさん是非読んでみてください。なんならこれじゃなく「蛍雪篇」の方でもいいです。そちらもこちらに負けず劣らずの内容であることはばっちり保障しますので。
自分はさらなる行動として、これをまずコーヤに読ませてやります。最近色々と話をすることが多いけど、きっと力になってくれるはず。
待ってろコーヤ
P.S 艦これアーケード4月26日よりラウンドワン沖縄・宜野湾店で稼動開始!
め で た い !!!!
うちな~ICTビジネスプラン発表会2015に参加してきた
研修旅行について書くと言ったな、あれは嘘だ。
どーも、こんばんは。ブロンズです。
タイトルの通り、「うちな~ICTビジネスプラン発表会2015」に参加してきました。今回はそれの報告とその他色々思う事を書いていきます。
ほんとは昨日書くつもりだったんですけど、自分で思ってたよりも結構ダメージがでかくて、結局帰って不貞寝しました。
・結果報告
今回沖縄高専からは以下の総勢5チームが出場しました。多い。
・国際寿司連合(きっき先輩チーム、プロコンのSwipeTalk組)
・しょこらむーす(みなみゅーチーム、PCKの弁当計画組)
・ホワイトハッカーズ(自分達、PCKのHEROES組)
・ピュアの極み乙女(1年生女子チーム、しゅーがくりょーこん)
・BaseBoy(1年男子チーム?よく知らない、ヘアーフィット)
結果としては、
国際寿司連合
→IIA会長賞
ピュアの極み乙女
→ICTビジネス研究会キャンパス賞
2月に東京で開催される「ビジネスモデル発表&研究会」の出場権獲得
しょこらむーす
→NICT賞、沖縄情報通信懇談会会長賞
こちらも2月に東京で開催される「企業家甲子園」に出場権獲得
はい、冒頭の部分で薄々感じたでしょうが負けました。
同じ高専のチームどころか、沖国大生や一般?の参加者にも負けました。
特にみなみゅーにはかれこれ3連敗です。(PCK2014、PCK2015、そして今回)
・振り返り
PCKが終わり、後期中間試験が終わり、研修旅行が終わってようやく自分がビジコンに向けて取り組み始めたのが、確か12月が始まったあたりだったと記憶しています。
その時点でビジコンまでの残り期間が約2週間弱。
とりあえずビジネスプランがないと始まらないので、ビジネスプランを考え始めました。
ベースとなったのは、PCKで審査員や来場者の人たちからもらったアイディアです。
最初の間は、基本ICTで一人で考えてました。
教授から「ちゃんとホワイトやレインボーも呼んで3人で考えないとダメだよ」と言われてからはホワイトたちを呼んで3人で相談しながら考えてましたが、今思うとこれが大きな敗因の一つかなと思います。
ビジコンまで残り約1週間弱
ビジコン版のver1.0から、プレゼンを作り始めました。
PCKでのプレゼンをベースとして、ビジネス要素のスライドを付け加えるだけだったのですが、今回もかなり期限ギリギリの提出で、教授に「お前らはいつもギリギリ!同じこと繰り返すな!」と怒られました。
いつもいつも本当にすいません。
来年のプロコンでは直します。多分。
スライドを提出、ビジコンまで残り3日。
プレゼンの練習してました。大部分の内容はPCKの時と殆ど変わらないので、追加したビジネス関係のところを覚えたぐらいしか書くことないです。
後はプレゼンの時の身振りをちょっと改善しました。
そんなこんなでビジコン当日。
会場に1時間前に着きました。遅刻してない!
30分程暇してたら汐とThrone先輩が来たので先に会場入り。
その後はメンバーが集まりながらプレゼンの確認をする。
ちょっとフォントのことでトラブルがあったけどそれ以外は滞りなく進んだ。
ただレインボーは遅刻した。
いよいよビジコンスタート。
最初は企業部門から。
最初の人のスライドがAdobeのサイトとかにありそうなデザインだった。
あれは自作だったんだろうか。
その後もう一つの企業部門のプレゼンが終わった後は学生部門へ。
事前に聞きはしていたけど、確かにプレゼンのレベルは低かった。
殆どの人は原稿持参だったし、スライドも全体的に見づらかった(人の事は言えないけれど)。
ただ、高専組の手前の一人だけのチームのプレゼンはそこそこ面白かった。
高専組の発表。
まずはあまり顔をみない1年生の男子2人チームのプレゼン。
1年生なのに普通に喋れてるな~すごい。
でもスライドはまだ直すとこあるなぁ~。とか思ってた。
次はしょこらむーすのプレゼン。
みなみゅーはPCKの時とあまり変わらなかったかな?
目線がちらちら斜め上行ってて、(ああ、あそこの画面確認してるな。ああ、台本思い出してるな)とか思ってた。
その次はピュアの極み乙女のプレゼン。
じゅりのプレゼンは、1年生で、初めて(?)の公式の場でのプレゼンとは思えないぐらい上手かった。
自分はなっさまのプレゼンを見たことはないけども、流石なっさまの従姉妹だなと思った。
そしていよいよ自分たちのプレゼン。
意識したのは、改善した身振りと、棒読みにならないように抑揚をつけること。
どもったり噛んだりしたのがちょっと多かったのと、また早口になってしまったのが今後の反省点。
プレゼン終わった後に質問タイム。
どんどんマサカリが飛んでくる。コワい。
そして質問の内容から嫌な予感がしてくる。
これ、コンセプトとか、目的とか、自分が伝えたかったこと伝わってないんじゃないかとか思ってた。
なにはともあれマサカリ投げ質問タイムが終了し、最後はきっき先輩のプレゼン。
流石の一言しかない。ずっと観客見てる。棒読みな感じなんて一切しない。
やっぱりきっき先輩はプレゼン上手いなぁと再確認。
大会終了。審査タイム。結果発表。
企業部門は割愛。
学生部門の発表。まずは国際寿司連合が呼ばれた。きっき先輩は悔しそうにしてたけど、それでも賞がもらえたことを喜んでた。
続いて、高専組の前の、面白いなと思った1人だけのチームと、沖国大のチームがそれぞれ賞をもらった。
そして、ICTビジネス研究会キャンパス賞。
全国に行ける2つの賞のうちの1つ。
ピュアの極み乙女が呼ばれた。じゅりたちが呆然とした後にめっちゃ喜んでた。
いいプレゼンだったし、当然だな。という気持ちだけだった。この時は。
そして、NICT賞。全国に行ける最後の賞。
しょこらむーすが呼ばれた。
またかよ。って感じだったし、じっさいそう呟いた。
いや、全然またってわけではないんだけれども。
とりあえずこの時点で、全国に行くチャンスはなくなった。
残ったのは、この大会の優勝に位置する沖縄情報通信懇談会会長賞。
全国には行けないけれど、せめて何らかの賞はほしかった。
けれども、呼ばれたのはまたしてもしょこらむーすだった。
当時の気持ち。
(マジかー………マジかーーー………………)
その後、審査員の講評があったり、じゅりたちやみずきたちが審査員の人たちと喋ったりしてたけど、ぶっちゃけよく覚えてない。
最後は、移動して別室での意見交換会だったけど、時間が経つごとに、他のみんながはしゃいでるのを見るたびに、じわじわじわじわ気分が沈んでいって、なんかもう帰りたかった(ホワイトたちはいつの間にか帰ってたし)。
審査員の人たちにどこが悪かったのかを聞かないといけないってのは分かってたんだけど、それができる気分じゃなくて、結局教授に言われて教授と一緒に聞きに行った。すいません教授。ありがとうございます。
記念写真を取って、意見交換会は終了。
自分は一足先に親の車で帰った。
帰りの車の中で、いろんなことを考えてた。
家で夕飯を食べて、その後散歩に出かけた。
適当にぶらぶらして、昔たまに遊びに行ってた公園がふと目に入ったので、その中のベンチに寝っころがった。
ぼんやりしながらまた色々考えてた。
結局今年は1つも賞取れなかったなーとか、考えてみたらハッカーズ以外のチームは全員何らかの賞取ってるなーとか。
俺は去年に比べたら頑張ったと思うけど、結果には結びつかなかったなーとか。
ハッカーズは、俺がいない方がよかったんじゃないかとか。
一昨年のビジコンは、俺のいない頃の3人で賞を取ったし。
去年のPCKは、俺は少しプレゼンをしただけで、あれは殆どホワイトとレインボーと教授の力みたいなもんだし。
俺自身は、級長みたいにプログラミングできるわけじゃないし、やがみあんみたいにデザインできるわけでもないし、みなみゅーみたいにコミュ力があるわけでもないし。
出来ることと言えば、少しプレゼンができるぐらいで。
でもそれすらも、ハッカーズの三人がいれば多分何とかできて。
それなら、俺よりもイエローの方がよかったんじゃないかって。
俺じゃなくイエローならハッカーズは今年も結果を残せたんじゃないかって。
そう思って、何年振りか分からないけど泣いた。
誰もいない夜の公園で、ベンチに寝っころがって18にもなる男子が泣いてるってのは、端から見るとかなり怖かっただろうなぁ………
涙が引っ込んだ頃にはだいぶすっきりしてて、沈んでた気分もだいぶマシになったので、帰って寝た。
・反省
審査員の人に言われたHEROESのダメだったところは、他のチームに比べて「具体性」がなかったところらしい。
色々言われたけど、その時のコンディションがあまりにも悪かったのであんまり覚えてなくてすみません。
自分なりに思ったのは、理想に走り過ぎたのかなぁ。ということ。
具体性もそうだし、やっぱり弁当計画やしゅーがくりょーこんに比べて、実際に使われてるところがイメージしづらいってのが、PCKでも今回のでも1番の敗因かなぁ。ってのが、審査員の人の話を聞いて自分が思ったことです。
ただ今回については、自分の慢心が大きな原因のひとつであることは、まず間違いないし今後忘れないでいたい。
自分はビジコンに対して、スライドにビジネス要素を付け加えてプレゼンするだけだと思っていた。
だから自分一人が作業すればなんとかなると思っていたし、実際に教授に言われるまでは一人で作業していた。
だけど、そうじゃなかった。
いくらプレゼンがうまくても、その中身に、聞いている人を納得させるだけの具体的な「何か」がなければダメで、そういうのは一人だけで考えてたら絶対出てこない。
だから3人でよく相談して、ビジネスモデルについて色んな角度からよく考えて、それをブラッシュアップしていかなければならなかった。
他のチームはこれができてて、うちはできてなかった。
じゃあ負けるのは当たり前じゃないか。
審査員の話を聞いて、一晩経って、ようやくそれが分かった。
今回のことで、自分の中にあるものが色々と変わった。
自分は、面白いアイディアを出して、それを実現して、最後にしっかりプレゼンできれば、それでもう結果に繋がると思っていた。
でも現実はそんなに簡単じゃなくて、そのアイディアに実現性はあるのかとか。実際に世に出した時に使ってもらえるかとか。他にも色々な事を考えないといけないんだなってことが分かった。
なんか難しく考えすぎてるかもしれないけど、だからって、全部気にしな~いって思考を停止させるのはもっと危険な気がするのでこれからまた自分なりに考えていきたい。
自分の事については、まあ、頑張るとしか言えない。
こうやってブログで書くのはいいけれど、それを実行しないと何の意味もないし、口だけにならないようにがんばりたい。
なんか着地点を見失ってしまいましたが、今回もいい経験をさせてもらったことは疑いようもありませんし、そのことは本当に感謝しています。
毎度毎度教授には助けてもらってばかりですみません。今回も賞を取ってお返しをすることが出来なくて、誠に申し訳ないです。来年のプロコンで(自分が出れたらだけど)、お返しができるようにこれからまた頑張るので、よろしくお願いします。
最後に、国際寿司連合、ピュアの極み乙女、そしてしょこらむーすの皆さん。おめでとうございます。
結局昨日おめでとうと言えた記憶がないので、この場で祝いの言葉を。
面と向かって言う事ができなかった自分の器の小ささをお許しください。
ピュアの極み乙女としょこらむーすは全国の場でもきっと活躍できると思っています。
こんな感じですが心から応援しています。頑張ってください。
では、今回はこのへんで。
だいぶ見苦しい内容だったと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。