うちな~ICTビジネスプラン発表会2015に参加してきた
研修旅行について書くと言ったな、あれは嘘だ。
どーも、こんばんは。ブロンズです。
タイトルの通り、「うちな~ICTビジネスプラン発表会2015」に参加してきました。今回はそれの報告とその他色々思う事を書いていきます。
ほんとは昨日書くつもりだったんですけど、自分で思ってたよりも結構ダメージがでかくて、結局帰って不貞寝しました。
・結果報告
今回沖縄高専からは以下の総勢5チームが出場しました。多い。
・国際寿司連合(きっき先輩チーム、プロコンのSwipeTalk組)
・しょこらむーす(みなみゅーチーム、PCKの弁当計画組)
・ホワイトハッカーズ(自分達、PCKのHEROES組)
・ピュアの極み乙女(1年生女子チーム、しゅーがくりょーこん)
・BaseBoy(1年男子チーム?よく知らない、ヘアーフィット)
結果としては、
国際寿司連合
→IIA会長賞
ピュアの極み乙女
→ICTビジネス研究会キャンパス賞
2月に東京で開催される「ビジネスモデル発表&研究会」の出場権獲得
しょこらむーす
→NICT賞、沖縄情報通信懇談会会長賞
こちらも2月に東京で開催される「企業家甲子園」に出場権獲得
はい、冒頭の部分で薄々感じたでしょうが負けました。
同じ高専のチームどころか、沖国大生や一般?の参加者にも負けました。
特にみなみゅーにはかれこれ3連敗です。(PCK2014、PCK2015、そして今回)
・振り返り
PCKが終わり、後期中間試験が終わり、研修旅行が終わってようやく自分がビジコンに向けて取り組み始めたのが、確か12月が始まったあたりだったと記憶しています。
その時点でビジコンまでの残り期間が約2週間弱。
とりあえずビジネスプランがないと始まらないので、ビジネスプランを考え始めました。
ベースとなったのは、PCKで審査員や来場者の人たちからもらったアイディアです。
最初の間は、基本ICTで一人で考えてました。
教授から「ちゃんとホワイトやレインボーも呼んで3人で考えないとダメだよ」と言われてからはホワイトたちを呼んで3人で相談しながら考えてましたが、今思うとこれが大きな敗因の一つかなと思います。
ビジコンまで残り約1週間弱
ビジコン版のver1.0から、プレゼンを作り始めました。
PCKでのプレゼンをベースとして、ビジネス要素のスライドを付け加えるだけだったのですが、今回もかなり期限ギリギリの提出で、教授に「お前らはいつもギリギリ!同じこと繰り返すな!」と怒られました。
いつもいつも本当にすいません。
来年のプロコンでは直します。多分。
スライドを提出、ビジコンまで残り3日。
プレゼンの練習してました。大部分の内容はPCKの時と殆ど変わらないので、追加したビジネス関係のところを覚えたぐらいしか書くことないです。
後はプレゼンの時の身振りをちょっと改善しました。
そんなこんなでビジコン当日。
会場に1時間前に着きました。遅刻してない!
30分程暇してたら汐とThrone先輩が来たので先に会場入り。
その後はメンバーが集まりながらプレゼンの確認をする。
ちょっとフォントのことでトラブルがあったけどそれ以外は滞りなく進んだ。
ただレインボーは遅刻した。
いよいよビジコンスタート。
最初は企業部門から。
最初の人のスライドがAdobeのサイトとかにありそうなデザインだった。
あれは自作だったんだろうか。
その後もう一つの企業部門のプレゼンが終わった後は学生部門へ。
事前に聞きはしていたけど、確かにプレゼンのレベルは低かった。
殆どの人は原稿持参だったし、スライドも全体的に見づらかった(人の事は言えないけれど)。
ただ、高専組の手前の一人だけのチームのプレゼンはそこそこ面白かった。
高専組の発表。
まずはあまり顔をみない1年生の男子2人チームのプレゼン。
1年生なのに普通に喋れてるな~すごい。
でもスライドはまだ直すとこあるなぁ~。とか思ってた。
次はしょこらむーすのプレゼン。
みなみゅーはPCKの時とあまり変わらなかったかな?
目線がちらちら斜め上行ってて、(ああ、あそこの画面確認してるな。ああ、台本思い出してるな)とか思ってた。
その次はピュアの極み乙女のプレゼン。
じゅりのプレゼンは、1年生で、初めて(?)の公式の場でのプレゼンとは思えないぐらい上手かった。
自分はなっさまのプレゼンを見たことはないけども、流石なっさまの従姉妹だなと思った。
そしていよいよ自分たちのプレゼン。
意識したのは、改善した身振りと、棒読みにならないように抑揚をつけること。
どもったり噛んだりしたのがちょっと多かったのと、また早口になってしまったのが今後の反省点。
プレゼン終わった後に質問タイム。
どんどんマサカリが飛んでくる。コワい。
そして質問の内容から嫌な予感がしてくる。
これ、コンセプトとか、目的とか、自分が伝えたかったこと伝わってないんじゃないかとか思ってた。
なにはともあれマサカリ投げ質問タイムが終了し、最後はきっき先輩のプレゼン。
流石の一言しかない。ずっと観客見てる。棒読みな感じなんて一切しない。
やっぱりきっき先輩はプレゼン上手いなぁと再確認。
大会終了。審査タイム。結果発表。
企業部門は割愛。
学生部門の発表。まずは国際寿司連合が呼ばれた。きっき先輩は悔しそうにしてたけど、それでも賞がもらえたことを喜んでた。
続いて、高専組の前の、面白いなと思った1人だけのチームと、沖国大のチームがそれぞれ賞をもらった。
そして、ICTビジネス研究会キャンパス賞。
全国に行ける2つの賞のうちの1つ。
ピュアの極み乙女が呼ばれた。じゅりたちが呆然とした後にめっちゃ喜んでた。
いいプレゼンだったし、当然だな。という気持ちだけだった。この時は。
そして、NICT賞。全国に行ける最後の賞。
しょこらむーすが呼ばれた。
またかよ。って感じだったし、じっさいそう呟いた。
いや、全然またってわけではないんだけれども。
とりあえずこの時点で、全国に行くチャンスはなくなった。
残ったのは、この大会の優勝に位置する沖縄情報通信懇談会会長賞。
全国には行けないけれど、せめて何らかの賞はほしかった。
けれども、呼ばれたのはまたしてもしょこらむーすだった。
当時の気持ち。
(マジかー………マジかーーー………………)
その後、審査員の講評があったり、じゅりたちやみずきたちが審査員の人たちと喋ったりしてたけど、ぶっちゃけよく覚えてない。
最後は、移動して別室での意見交換会だったけど、時間が経つごとに、他のみんながはしゃいでるのを見るたびに、じわじわじわじわ気分が沈んでいって、なんかもう帰りたかった(ホワイトたちはいつの間にか帰ってたし)。
審査員の人たちにどこが悪かったのかを聞かないといけないってのは分かってたんだけど、それができる気分じゃなくて、結局教授に言われて教授と一緒に聞きに行った。すいません教授。ありがとうございます。
記念写真を取って、意見交換会は終了。
自分は一足先に親の車で帰った。
帰りの車の中で、いろんなことを考えてた。
家で夕飯を食べて、その後散歩に出かけた。
適当にぶらぶらして、昔たまに遊びに行ってた公園がふと目に入ったので、その中のベンチに寝っころがった。
ぼんやりしながらまた色々考えてた。
結局今年は1つも賞取れなかったなーとか、考えてみたらハッカーズ以外のチームは全員何らかの賞取ってるなーとか。
俺は去年に比べたら頑張ったと思うけど、結果には結びつかなかったなーとか。
ハッカーズは、俺がいない方がよかったんじゃないかとか。
一昨年のビジコンは、俺のいない頃の3人で賞を取ったし。
去年のPCKは、俺は少しプレゼンをしただけで、あれは殆どホワイトとレインボーと教授の力みたいなもんだし。
俺自身は、級長みたいにプログラミングできるわけじゃないし、やがみあんみたいにデザインできるわけでもないし、みなみゅーみたいにコミュ力があるわけでもないし。
出来ることと言えば、少しプレゼンができるぐらいで。
でもそれすらも、ハッカーズの三人がいれば多分何とかできて。
それなら、俺よりもイエローの方がよかったんじゃないかって。
俺じゃなくイエローならハッカーズは今年も結果を残せたんじゃないかって。
そう思って、何年振りか分からないけど泣いた。
誰もいない夜の公園で、ベンチに寝っころがって18にもなる男子が泣いてるってのは、端から見るとかなり怖かっただろうなぁ………
涙が引っ込んだ頃にはだいぶすっきりしてて、沈んでた気分もだいぶマシになったので、帰って寝た。
・反省
審査員の人に言われたHEROESのダメだったところは、他のチームに比べて「具体性」がなかったところらしい。
色々言われたけど、その時のコンディションがあまりにも悪かったのであんまり覚えてなくてすみません。
自分なりに思ったのは、理想に走り過ぎたのかなぁ。ということ。
具体性もそうだし、やっぱり弁当計画やしゅーがくりょーこんに比べて、実際に使われてるところがイメージしづらいってのが、PCKでも今回のでも1番の敗因かなぁ。ってのが、審査員の人の話を聞いて自分が思ったことです。
ただ今回については、自分の慢心が大きな原因のひとつであることは、まず間違いないし今後忘れないでいたい。
自分はビジコンに対して、スライドにビジネス要素を付け加えてプレゼンするだけだと思っていた。
だから自分一人が作業すればなんとかなると思っていたし、実際に教授に言われるまでは一人で作業していた。
だけど、そうじゃなかった。
いくらプレゼンがうまくても、その中身に、聞いている人を納得させるだけの具体的な「何か」がなければダメで、そういうのは一人だけで考えてたら絶対出てこない。
だから3人でよく相談して、ビジネスモデルについて色んな角度からよく考えて、それをブラッシュアップしていかなければならなかった。
他のチームはこれができてて、うちはできてなかった。
じゃあ負けるのは当たり前じゃないか。
審査員の話を聞いて、一晩経って、ようやくそれが分かった。
今回のことで、自分の中にあるものが色々と変わった。
自分は、面白いアイディアを出して、それを実現して、最後にしっかりプレゼンできれば、それでもう結果に繋がると思っていた。
でも現実はそんなに簡単じゃなくて、そのアイディアに実現性はあるのかとか。実際に世に出した時に使ってもらえるかとか。他にも色々な事を考えないといけないんだなってことが分かった。
なんか難しく考えすぎてるかもしれないけど、だからって、全部気にしな~いって思考を停止させるのはもっと危険な気がするのでこれからまた自分なりに考えていきたい。
自分の事については、まあ、頑張るとしか言えない。
こうやってブログで書くのはいいけれど、それを実行しないと何の意味もないし、口だけにならないようにがんばりたい。
なんか着地点を見失ってしまいましたが、今回もいい経験をさせてもらったことは疑いようもありませんし、そのことは本当に感謝しています。
毎度毎度教授には助けてもらってばかりですみません。今回も賞を取ってお返しをすることが出来なくて、誠に申し訳ないです。来年のプロコンで(自分が出れたらだけど)、お返しができるようにこれからまた頑張るので、よろしくお願いします。
最後に、国際寿司連合、ピュアの極み乙女、そしてしょこらむーすの皆さん。おめでとうございます。
結局昨日おめでとうと言えた記憶がないので、この場で祝いの言葉を。
面と向かって言う事ができなかった自分の器の小ささをお許しください。
ピュアの極み乙女としょこらむーすは全国の場でもきっと活躍できると思っています。
こんな感じですが心から応援しています。頑張ってください。
では、今回はこのへんで。
だいぶ見苦しい内容だったと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。