ブロンズの独り言

その時の気分で色々変わります

もういい……!もう……休めっ……!休めっ……!

この記事はICT Advent Calender 2017 14日目の記事です。

 

 

はいこんばんは、みなめうに引き続き老害3人目となるブロンズです。

今年はちゃんと忘れず日付も間違えませんでした。(やったぜ)

ほぼ丸々一年ぶりの更新なので、ブログの書き方も忘れ思い出しながら今書いています。

 

さて、今回の記事ですが、タイトルの通り「休む」ということについて話そうと思います。

若干ネガい部分もありますので、その辺はご容赦ください。

 

 

・なぜこの記事を書こうと思ったのか

ICT委員会は、沖縄高専の部活動の中でも1・2を争う忙しさの部活だと自分は思っています。

勿論、プロコンやPCKといった大会に出ない場合は話は違いますが、出る場合となると張り合えるのは恐らくロボコンぐらいでしょうし、ビジコンなども視野にいれるなら完全にトップではないでしょうか。

この2年間を例にするなら、大体チームが発表された春合宿(3月)辺りから活動を開始し、大会本番(プロコンなら10月、PCKなら11月)までそれは続きます。単純計算でも一年の約四分の三の期間に渡り活動し続けているわけです。

 

そんな環境にさらに複数の要因が加わると、段々と精神が摩耗して病んでいく場合があります。

 

端から見ると、あいつちょっとやばくね?とすぐ分かったりするのですが、当の本人だけが気づいていない場合も割りと多かったりします。

ですので体験談も交えながらその状況を説明し、そんな状態になった時にどうすればいいかを、一個人の意見として話しておこうと思いこの内容にしました これ以外にいいネタが思いつかなかったのもある

 

 

・要因1「真面目な性格」

大会に出た場合のICTの活動期間は、最短でも約8ヶ月。

その間ずっと大会のことだけをやり続けてなお平気な人を、少なくとも自分は知りません。(敢えて言うなら教授がそうかもってぐらい)

 

合間合間で適度に息抜きをしながら活動することがベストなのですが、前述の「真面目な性格」をしてる人はこれが苦手なことがあります。

 

息抜きをしていても、

「(大会の進捗出さなきゃいけないのにこうして休んでていいのだろうか……)」

「(こうしてる間に働いておけばもっと楽になったのでは………)」

と考え、結果的に息抜きができていなかったり、自分を追い詰めたりしてるケースです。

 

人によってはパッと切り替えて、「遊ぶ時は大会のことは何も考えない!」みたいにできるのですが、それが中々できない人の場合、開発期間が進めば進むほどしんどくなっていきます。

 

 

・要因2「自分が実力不足という認識」

これは実際に備わっている能力がどうというよりも、本人が自分のことをそう認識している場合です。

 

他の人と比べて自分は全然できない、力が足りない。という認識があると、自分が取り組んでいる作業を楽しむということができなくなります。

足りない分を埋めるために、何とかして、がむしゃらに、ひたすら目の前のことをこなしていく。

そのこと自体は決して悪いことではないのですが、それをずっと続けていると段々と追い詰められてしまいます。

 

「やりたいこと」をやるのは楽しく、精神的負担も少なく済みますが、「やるべきこと」をやるのは苦しく精神的負担も大きいです。

両者が同じというのが一番いいのですが、「自分にはできない。でもやらないといけない」という状況は、しばしば前者を忘れさせ、作業への楽しみが感じられずただただ苦しいという心境を生み出します。

 

 

・要因3「伴わない結果」

以上の状況を乗り越えながらも(実際には確実にダメージは蓄積している)、大会にて作品を発表し、デモなどを行った後には、作品の受賞の有無が決まります。

 

賞が取れた場合はいいです。喜びましょう。ただただ喜びましょう。

その賞はあなたとあなたのチームメンバーの頑張りに与えられたもの(実際には教授や先輩方の助けも勿論あるでしょうが………)。

あなた達の頑張りが認められたことを、存分に喜び、それを分かち合って自分達を褒めてあげてください。

 

問題は賞が取れなかった場合です。

自分たちの頑張りは何だったのか。どこが悪かったのか。自分がチームの足を引っ張ってしまったのではないか。この半年間は全て無駄だったのではないか。

そんな考えがじわじわと浮かんできます(体験談です)。

 

もちろん、自分たちが頑張った事実は変わらないし、半年間が全て無駄だったなんてこともありません。

それでも、心からそう受け入れることは、頑張れば頑張ったほど、難しいと思います。

 

 

・それを続けていった結果

こっから先は完全に自分の話になりますが、ぷつんと切れます。

 

自分の場合は4年のプロコンが終わった後辺りからずっと燃え尽き症候群のような感じで、2年から4年までの間で引っ張り出していた熱意の分がすっかりなくなって反動で冷めきってしまっています。

幸いICTでの3年間の活動のおかげでやるべきことは惰性でやり続けられていますが、モチベーション的なものは変わらず0に近いまんまで、言うなれば抜け殻みたいな状態です。

 

ICTでの活動だけでなく、家庭のことなどの個人の問題も関係してるのでこれだけが原因というわけでもないですが、

「3年間力が足りないなりに頑張ってやってきて」

「最初の大会以外は結局賞を得ることができなかった」

のは、自分の中で大きく響いています。

 

他の人が上の3つやそれ以外の要因を重ねていったらどうなるのかは分かりませんが、多かれ少なかれ碌な事にはならないと思います。

 

 

・どうすべきなのか

休みましょう。

 

半年でも1年でもいいから休んで、自分の好きなことをしましょう。

 

食事でも買い物でも読書でもゲームでも友達とのおしゃべりでもひたすら寝るでもなんでもいいから、したいことをしましょう。

 

そうして少し日々を自由に過ごしていれば、自分のやりたいこと、興味の湧くことが1つずつ見えてくると思います。

 

それに取り組む元気が出てきてるのであれば手を出してみる。まだその元気がないのであればもう少し休む。

 

高専にいれば日々を過ごしているだけでも課題やらテストやらがあるので、それらを適度にこなしつつ、自分を労って次チャレンジするためのエネルギーを溜めるのです。

 

自分を本当の意味で大事にできるのは自分しかいないので、周りと比べてどうとかではなく、自分が本当につらいと思っている。もう耐えられないというのであれば、逃げることを真剣に考えましょう。

 

できればその時に周りに相談できるとなおいいです。教授やICTの先輩方なら、きちんと話を聞いていい解決策をいっしょに考えてくれる(と自分は信じている)でしょう。

 

 

・まとめ

つらくなったら休む!!

どうしようもないと思ったら逃げる!!

その時はできれば周りに相談する!!

 

以上!!!!

 

かなり自分の主観が入っていて参考になるのかどうかよく分からない記事ですが、こんな風に苦しんでいる誰かの助けになれば幸いです。

 

明日はマテ茶の記事です。

年々罪深さが増している彼がどんな知見に溢れる記事を書いてくれるのか。

とても楽しみですね。